2018年09月

裁量トレードの検証を進めています。

これまでやってきたことの延長なのですが、
大きく違うのは、
細かく出入り(エントリー・イグジット)をすることで
損を小さく、利を大きくする仕組みにしたこと。

これまでは、損益比をなるべく揃えて
勝率を高めることにより利を残そうと頑張ってきたのですが、
自分にはそれがなかなか上手くいきませんでした。
よくよく振り返ってみると、これまでの取り組みは
ほぼ全て、そういったシステムだった気がします。
つまり、性格的にはそれを望んでいたということですが・・。


今、試しているやり方では
勝率だけで言えば、おおよそ5割。これはこれまでと変わらず。
というより、相場の見立ても、エントリータイミングも
これまでとそんなに変わっていないと思います。
小幅な利益、小幅な損失(手動撤退)が全エントリーの7~8割ほどで
残りが、ストップにかかる大きめの損失と
出来るだけ引っ張った大きい利益、です。

・・と言っても、そもそもまだ過去チャートで目視検証している段階で
比較的メカニカルなルールなので、なるべく色んな期間・通貨ペアに
ルールを当てはめながら、微修正したり
気付いたことをメモしたり、ということを繰り返しています。

1ペア当たり、日平均で2エントリーほど。
チャート画像をキャプチャし、
エントリー箇所、イグジット箇所、推定損益を記入、
期間で連続した100エントリー × 10セット(通貨ペア・開始日はバラバラ)
= 1000エントリー(画像1000枚)
今のところデータを取っています。

もちろん、チャートの右側が見えている(結果が分かっている)ので
実際にトレードした際にはパフォーマンスが落ちると思うのですが、
これまでも散々、自分なりに目視検証・デモ・実運用をやってきたので
自分がリアルタイムでどう判断する傾向があるか?感情の動きは?等、
ある程度は把握しているつもりです。
また、インジやMA等、足確定につれて見え方が推移していく感覚も
反映できていると思っています。
ルールは自分の中では確立できてきているので、例えば
ここで入ると負けるんだけど、ルール的に入るしかないよなぁ
ということで、追撃を繰り返して全LCとなる場面もあれば、
ここで入ると勝てるんだけど、ルール的に入れることじゃないなぁ
というケースは見送りにしています。


まぁ、色々と書き並べてるのもキリがないので、
エクセルで集計した、推定損益(pips)の推移を載せます。
とりあえず、10セット中、成績が悪いものを2例、

イメージ 1

イメージ 2


成績が良いものを、2例、
イメージ 3

イメージ 4

こんな感じです。

縦軸、具体的なpipsは載せていませんが
集計全体で見ると、マイナス分は充分吸収できている感じです。

***

どうなんでしょうか
正直、まだ何とも言えない感じなのですが
ここに希望を見い出し、モチベーションを保っていくしか
自分の生きる道は無いので、引き続き頑張ります。

これまでも、何度も
希望を感じ→失望し、ということを
数え切れないくらい繰り返してきたので
あらゆる可能性は想定しておきます。


だけどねぇ、、
そろそろなんとかしなくちゃ。寿命は待ってくれない。

これまで聞いたトレード関連の言葉で
幾つか印象に残っているものがありますが、
その一つに

「結局、上に行くか下に行くかは分からない。
もし見立てが間違っていても、獲得できる量が減るだけ。」

というものがあります。
 ※ 原文は正しくは思い出せませんが、ニュアンスで再現。


これは、自分が
『トレードで継続的に利益を積み上げていくためには?』
というテーマで考えを進めていく際に、
頻繫に思い返す言葉であり
重要なヒントが含まれていると思っています。

***

イメージ 1

そんな言葉を思い出しつつ、
最近の取り組みとしては
「見立てが間違っていても、損を小さく、利を大きくできる仕組み」
について、目視検証・デモ検証など
コツコツやっています。

具体的には、
中期的な転換ポイントにおいて
・実際にスムーズに転換していくケース
・損切りを誘発するような短期の動きを挟んで、やはり転換するケース
・狙ったポイントから更に一段下げて、やはり転換するケース
・転換せずに、抜けていくケース
など、考えられる中で
どのパターンになっても、それなりの成績になりそうなもの
という視点で、色々こねくり回しています。

相変わらずForexFactoryも覗きますが、
伝統的なスレッドからヒントを得ようとして
ページ数の膨大さに、右往左往し
半端な時間を過ごしてしまったりしています。

画像、右のテンプレートは
"Trading Made Simple"というスレッドのものですが、
2011年にスタートしたスレッドで、現在も投稿が続いており
ページ数が4537ページ、投稿数が今の時点で
90,725件となっています。苦笑

スレッドをスタートされた方は、既にこの場を退かれているようで
年月と共に、システムもかなり変ってきているように見えます。
ただ、とにかくボリュームがあり過ぎて全てを追えないのですが
スターターの方が居なくなった以降は、亜種(?)というか
本来、唱えられていたことからは逸れていっているような
印象を受けます。
「余計な考えを足さないでくれ」と言い続けてきた中で
姿を消された経緯も含めると・・? という感じに見えます。

ただ、私が強く希望を感じたいのは
こうして、長い年月をかけて、また現在も引き続き
所謂テクニカル分析について、真剣に議論がなされていることです。
そこに一切の意味が無いとすれば
これだけのやり取りは行われないだろう、と思っています。

日本国内では、有益かつ真剣な議論の場というのは
自分の分かる範囲では、少ないような気がしています。
思いつくものだと、有償のコミュニティなどでは
何かしらの取り組みがされているようには見えます。ただ、
主催側との主従関係が存在したり(あるいはそれを強要されたり)、
それほどは強いものがなくても、議論において
やはり提供されたロジックに沿うことが前提になりすぎていて
「より良いものにしていこう」という線での会話は
行いづらいような場が多いように感じています。
建設的な議論の場が増えていくといいな、と思いますね。

***

何が書きたかったのか、分からなくなりましたので
これで終わります。

それでは、また。



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