実運用益が、マイナス域になりました。

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-3%ほど。


chfペアを除外しても、

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こんな感じ。

同じことをやっているとは思えないくらい
頂点から対称になっていますね。

やはりchfを抜くのは
本質的な改善にはならなかったかな。


「短期トレード」は

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こうなっています。

ですが、改めて
シミュレート分を除く、実運用結果だけを切り出すと、

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+3%ほど。

152エントリーで
75勝・74敗・3引き分けで
損益比が僅かに良い分でプラス。

とはいえ、平均損益が±0.9%弱なので
ほぼ無い利益です。

というか、受け入れるのが辛いですが
優位性は無い、と言うほうが早いのかな。

***

結局、また中期に渡って
恥をさらしただけになりました。

一応、どういうことをやっていたか
載せておきます。

手順としては
まずM15のサブウィンドウ一覧を定期的に確認

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入れそうな形になっているものがあるか
チェックします。
16日の午前9時半現在では
気になるものは無さそうです。
(見方については後述します)

ピンク色の数字はスプレッド表示で
平均的に1.5~2pipsを超える場合は見送りとしています。
(あと手数料もかかります。)
画面表示上は、一桁違います。 20で2pipsです。

気になるペアがあった場合は
詳細を見ます。

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色々と表示させていますが
チェックしている部分は少ないです。

これは実際に入ったケースで
13日の午前です。
画面は左上から、日足・H4・H1、
右がM15です。

といっても、M15で再度サブウィンドウの形を確認し、
同じ基準でH1およびH4を確認(フィルタリング)し
エントリー可否判断をする流れです。

ストップは、直近の値動きから
根拠がありつつ、やや遠めにおきます。
基本的にはすぐに到達しづらいところ。

このケースだと、直近にまず短期の戻り高値などがあって
その上に日足ピボット(オレンジ水平線)
ボリンジャーバンドH1のミドル(赤太線)
114.000のラウンドナンバー(ピンク点線)
などがあることから、その上あたりにストップを置いています。

そして、そのストップ幅を目安にロットを決め
1ポジションで最大ー3%、
合計で最大-6%となるように
エントリーします。

そして、ストップを置いた上で
実際はHMA(ハル移動平均線)割れで決済します。
HMAは、3本表示させており
上昇時が水色、下降時がピンクになっている、
一般のMAとは変わった動きをする移動平均です。

順番ごちゃごちゃしますが、
赤縦線でショートし、赤○で決済しています。

(厳密には、インジ「トレードプロッター」により
右方向矢印でエントリーして
左方向赤△印で決済しているサインが付いています。拡大すると見えるかも)

細かなルールも別途ありますが
大まかには、
・最も短期のHMAを割れたら1ポジ決済
・次に到達したHMA(中期or長期)を割れたら、もう1ポジも決済
としています。

それにより、エントリー箇所と近いレートで
決済されている2ポジションが把握できると思います。
このケースでは、
1ポジがほぼ建値、もう1ポジがー0.2%程度で決済です。

HMAは、期間設定にもよりますが
トレンドによく追従してくれ、
トレンドラインにも近い形をとってくれるので
感覚的にも非常に気に入っています。

決済に用いることで
トレンドが順調に伸びるときには
良い感じに利を引っ張ってくれますし、
このケースのように、ほとんど伸びずに終わった場合にも
建値近辺で逃がしてくれることも多いです。

ちなみに、
画像でもう一箇所ついている赤○は
「短期トレード」のものでして、
前述の2ポジと同じところでエントリーし
直近戻り高値等(ここでは黄枠辺り)にストップを置き、
同時に、同じ損益額となる辺りにリミットも置いて放置、という形です。
ここではリミット到達できたので、+1%の利益です。

***

サブウィンドウを中心とした、このチャート設定には
「まいちもんじ」さんの仕様を多く使わせて頂いています。

これを書くと、私の成績が不甲斐ないばかりに
ご本人の評価への影響が懸念されるのですが、
本家ブログでは、充分に優位性を確認してもらえると思うので
学習したい方は、是非そちらをご覧になって下さい。


***

ちなみに画像のケースでは

M15:ストキャス各色が概ね買われ過ぎまで上げ(プルバック)確認した後に
   白を中心に全色下方へ勢いが付くところでショート。
   黄色はやや逆らったような方向感少ない動きですが、
   多数決判断、大局(?)判断、をした結果、エントリーです。

H1:白以外の上位3色が概ね下げ継続。やや下げ過ぎ域でもあるが
   白が買われ過ぎ域近くまでの戻しから、勢い良く下げてきているので
   再度の下降を期待して売り、とした。

という感じで見ていました。

H4を同様の基準で見ていくと、
サブウィンドウ、ストキャス上位3色がまだ買われ過ぎ域にあるところで
白が売られ過ぎ域近くまで押しているので、
中長期的には、上昇トレンド継続中の押し目、とも見えるところです。

ただ、やや上位3色が下降気味であることと、
結果全色が下がって、大きな下降に繋がっていく展開だったとしたら
この形から下がることもあるので、・・という判断でした。

ここが難しいところで、
実際にセオリーっぽく下げていく場合は
上位3色が明確に下へ傾き、白がそこを跨ぐように
上昇→下降して、全色下げていくのが綺麗な戻り売り、というイメージです。
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グランビルの法則が感覚的には近いでしょうか。
実際、この決済後、次の戻しから下げていくときのH4の形が
今の説明に近いかと思います。

ただ、この中期戻りからの下げが実現(本エントリーが順行)した場合は
その綺麗な形がここだった、と言えるかとも思います。(説明下手です)
入った時点では白は売られ過ぎ域近辺なので、
タイミングとしては遅い、とも言えますが・・。

そして、逆にもし
この損切り以降、直近最高値をしっかり更新していく場合には
ここが中期押し目だった、という形になります。

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結果から言えば、
続落狙いをしたものの、やはりそこそこ下げたところからだったので
欲深いショートでしたね、ということになるのですが。

検証時には、こういう箇所からも入って
トータルで利益になっていたので、淡々と入った格好です。


***

ここまでの取り組みを一旦リセットして組み立て直すのか
調整して再出発するのか、迷うところです。

少なくとも、このルール通りの運用を続けても
資産が増えない可能性は高そう、ということは感じています。


ルール作りの最中、運用の最中にも
変えたい部分・加味したい部分、浮かんでいましたが
たまたま勝ったり負けたりすることには意味が無くて、
再現性を失う事こそが最も恐れること、という思いがありましたので
淡々と機械的にやっていました。
同じ理由で、パラメータを増やすことへの恐れもあり
一般に大事だとされる部分、
水平線・斜めライン含めたライントレードの概念や
ダウでの基本判断も、ほとんど加味せずやっています。
そして、その現状では結果が出ていないので
次の取り組みに向けては、また頭を悩ませることになります。
不器用なんですね。

裁量判断でありつつ、再現性を保ち続ける
ということの難しさについて
改めて感じています。

ある程度のレベルまで到達すれば
再現性に幅があっても、そして本人にその幅の自覚がなくても
概ね利益が計上していけるのかな、と想像します。

自分としては、どこにどう重きを置くのかというところ
非常に難しく感じています。

これまでの経験・感覚を組み合わせて、
その時点でベストと思えるトレードをして勝ったり負けたりすることを
どう維持していけるだろうか、ということ。
それに相反(まで言うべきか分からないけど)するところの
機械的なトレード。再現性が高く、淡々とこなせるが
柔軟でないもの。



用事が迫って、足早に書きましたが
とりあえずここまでとします。